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15:56

【野村の夕解説】日経平均株価は続落も、連休や米雇用統計を前に小動き(5/2)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 本日の日経平均株価は、前日比270円安の38,004円で取引を開始しました。前日の米国株式市場では、アドバンスト・マイクロ・デバイセズなど半導体関連銘柄を中心に下落が目立ち、ハイテク株の比率の高いナスダック総合指数が続落したことが影響しました。また、為替市場では、2日未明に一時1米ドル=153円台を付け、急激に円高ドル安へ推移したことから、日本の通貨当局が為替介入を実施した可能性があるとの見方が広がったことも寄り付きの国内株式市場への重石となりました。ただ、その後、ドル円は、1米ドル=155円台後半付近での推移となったことから、日経平均株価も午前の取引時間中に下落幅を縮小させました。 アジア株式市場では、中国当局による経済刺激策への期待などから香港のハンセン指数が上昇し、国内株式市場への下支えとなりました。日経平均株価は、午後の取引時間中、38,200~38,300円付近と、狭いレンジで推移し、前日比37円安の38,236円で本日の取引を終了しました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時15分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 (野村證券投資情報部 金井 一宜) 今後の注目点 米国では、2日に新規失業保険申請件数や1-3月期労働生産性の発表が控えるほか、3日には、4月雇用統計の発表が予定されており、今後の米金融政策を占ううえでも結果が注目されます。 ご投資にあたっての注意点

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