本日の株式市場

本日の日経平均株価は、前日比151円安の31,607円で取引を開始しました。前日の米国市場で、金融引き締めが長期化するとの懸念が高まり、長期金利が上昇したことが嫌気されました。寄付き後は下げ幅を拡大し、31,300円前後で横ばいとなりました。後場に入っても材料に乏しい中、軟調に推移し、下げ幅を一時602円まで拡大する場面もありました。結局、日経平均株価はこの日の安値圏の、前日比521円安の31,237円と、約4ヶ月ぶりの安値で取引を終えました。

業種別では全ての業種が下落し、中でも、原油先物価格が下落した影響により、鉱業や石油石炭製品が大きく下落しました。

個別では、ファーストリテイリングや東京エレクトロンといった値嵩株の一角が下落し、この2銘柄で日経平均株価を約69円押し下げました。

本日発表予定の海外経済指標等

特にありません。

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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