本日の株式市場

本日の日経平均株価は、前日比157円高の31,157円で取引を開始しました。前日までの3営業日で約1,042円下落していたことへの反動がありました。もっとも、米長期金利が一時5%台に乗せるなど、高止まりしていることに加え、中東情勢への懸念がくすぶる中、上げ一巡後は下落に転じ、下げ幅は一時前日比447円安となる場面もありました。後場に入り、新たな材料に乏しい中、再度値ごろ感から上昇に転じました。結局、日経平均株価は前日比62円高の31,062円と4営業日ぶりに反発しました。この日は上下の値幅が約658円と大きく、不安定な一日となりました。

個別では、ファーストリテイリングやソフトバンクグループといった値がさ株の一角が上昇し、2銘柄で日経平均株価を約78円押し上げた一方で、ニデックが前日比-10.52%と大幅安となりました。前日引け後に発表した4-9月期決算で、純利益が会社予想を上回ったものの、市場予想を下回ったことが嫌気されました。

本日発表予定の海外経済指標等

【米国】
10月S&PグローバルPMI速報値
 製造業
  前月:49.8  予想:49.5
 サービス業
  前月:50.1  予想:49.9

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら
ご投資にあたっての注意点