本日の株式市場

本日の日経平均株価は、前日比112円高の30,713円で取引を開始しました。米国株式市場で主要3指数が下落したものの、米長期金利の上昇が一服したことと、日経平均株価が前日に前日比668円安と大きく下落していたことで、短期的に売られすぎたことが意識されました。その後は徐々に上げ幅を拡大する展開となり、上げ幅は一時前日比479円高となる場面もありました。午後に入り、新たな買い材料に乏しい中、週末を前に様子見姿勢が広がったことで、日経平均株価は節目の31,000円前後でもみ合いとなりました。その後もこう着状態が続き、この日の日経平均株価は前日比389円高の30,991円で取引を終えました。

東証プライム市場の9割以上の銘柄が上昇し、中でも、富士通が前日引け後に発表された決算内容が好感され、株価は前日比+11.99%となりました。

本日発表予定の海外経済指標等

【米国】
9月個人消費支出(前月比)

  前期:+0.4% 予想:+0.5%
9月個人所得(前月比
  前月:+0.4% 予想: +0.4%
9月コアPCEデフレーター(前年比)
  前月+3.9% 予想:+3.7%

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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