本日の株式市場

前日の米国株式市場で主要3指数が揃って上昇しました。加えて、為替市場で1米ドル=151円台と、前日に比べて円安が進行したことが好感され、日経平均株価は前日比452円高の31,311円で取引を開始しました。寄り付き後は、2日未明のFOMC結果発表やパウエルFRB議場の記者会見を控え、様子見姿勢が強く、終日、31,500円を挟み小動きとなりました。日本企業の決算発表が本格化する中、本日は14時前にトヨタ自動車が2023年4-9月期決算を発表し、2024年3月期の上方修正を発表されたことも支援材料となり、日経平均株価は前日比742円高の31,601円で取引を終え、高値引けとなりました。

個別銘柄では、前日引け後に2023年4-9月期決算と、2024年3月期の上方修正を発表したファナックが前日比+4.18%、村田製作所が同+10.87%となる一方、日本航空が同-2.74%となるなど、決算発表を手掛かりとした売買が目立ちました。

本日発表予定の海外経済指標等

特にありません。

【米国】
10月ADP全米雇用レポート(前月差)
  前月:+8.9万人 予想:+13.5万人
10月ISM製造業景気指数
  前月:49.0 予想:49.0
9月建設支出(前月比)
  前月:+0.5% 予想:+0.4%
FOMC結果発表(2日3:00)
パウエルFRB議長記者会見(2日3:30)

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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