本日の株式市場
本日の日経平均株価は、前日比385円高の31,987円で取引を開始しました。前日の米国株式市場では、FOMCで市場予想通り利上げが見送られたことに加え、米10年国債利回りが4.7%台まで低下したことで、主要3指数が上昇したことが押し上げ要因となりました。特にハイテク株が多いナスダックの上昇が目立ったことから、国内市場でもアドバンテストや東京エレクトロン、SCREENホールディングスなどの半導体関連株が大幅高し、上昇に寄与しました。
また、香港ハンセン指数などのアジア株式市場が堅調な展開となったことも国内株式市場を下支えしました。日経平均株価は、終日、32,000円を挟んだレンジでの推移となり、前日比348円の31,949円で本日の取引を終了しました。
個別では、前日引け後に決算発表を行った銘柄のうち、京セラやサイバーエージェントなどが前日に比べ大幅高となりました。
本日発表予定の海外経済指標等
〈11月2日〉
【英国】
・金融政策会合・結果発表
(政策金利) 前回:5.25% 予想:5.25%
〈11月3日〉
【米国】
・10月雇用統計(非農業部門)
(雇用者数・前月差) 前月:+33.6万人 予想:+18.0万人
(失業率) 前月:3.8% 予想:3.8%
(平均時給・前年比) 前月:+4.2% 予想:+4.0%
・10月ISMサービス業景気指数
前月:53.6 予想:53.0
(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成