本日の株式市場

本日の日経平均株価は、前日比156円安の32,551円で取引を開始しました。好決算と自社株買いを前日発表した伊藤忠など、東証プライム市場の半数以上の銘柄が逆行高する動きもありました。しかし、前日まで4日続伸し、2,000円超上昇した反動もあり、日経平均株価は高値警戒感が次第に強まり、下げ幅を広げていきました。昼過ぎに発表された中国の貿易統計で輸出の減少が示され、中国の景気悪化懸念も浮上し重石となりました。日経平均株価は、結局前日比436円安の32,271円と反落して取引を終えました。

ファーストリテイリングなどの主力値嵩株が下落し、日経平均株価の重石となりました。個別では前日引け後、市場予想に届かなかった決算を発表したNTTデータグループが前日比-6.57%と下落する一方、取引時間中に好決算を発表した旭化成は同+4.28%と上昇しました。

本日発表予定の海外経済指標等

特にありません。

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら
ご投資にあたっての注意点