本日の株式市場

本日の日経平均株価は、前日比120円安の33,399円で取引を開始しました。前日までの3営業日で951円上昇したことから短期的な過熱感を警戒する見方が広がったことが押し下げ要因となりました。その後、一時は前日比94円高の33,614円まで上昇する場面もあったものの、中国を中心としたアジア株式市場が軟調だったことが重石となり、再度下落幅を広げ、前引け前には本日安値となる33,233円を付けました。半導体関連の一角であるアドバンテストなどの下落が目立ち、指数を押し下げました。

ただし、為替市場が前日に比べ円安ドル高で推移したことが、輸出関連株の下支えとなり、午後の取引時間中には下落幅を縮小すると一時は33,469円まで戻す場面もありました。大引け前には33,400円付近のレンジで推移し、前日比95円安の33,424円で本日の取引を終了しました。

本日発表予定の海外経済指標等

【米国】
11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
  前月:-9.0  予想:-8.0
10月鉱工業生産(前月比)
  前月:+0.3% 予想:-0.4%
クリーブランド連銀メスター総裁講演
ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁講演

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

※掲載している画像はイメージです。

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