本日の株式市場

前日は日米ともに株式市場は休場でしたが、22日の米国市場で主要3指数は揃って上昇しました。その流れを受け、本日の日経平均株価は、前営業日比300円高の33,752円で取引を開始しました。寄り前に発表された日本の10月全国消費者物価指数は4ヶ月ぶりに伸び率拡大を示しましたが、市場への影響は限定的でした。一方、外為市場では、1米ドル=149円を超える円安水準となり、円安を背景に輸送用機器の上昇が目立ちました。日経平均株価は寄り付き後も上げ幅を広げ、一時年初来高値の33,753円を上回り、前営業日比366円高の33,817円となる場面もありました。しかし、高値警戒感から上値は重く、33,700円台で一進一退を続けました。後場に入ると上げ幅を縮め、結局、前営業日比173円高の33,625円と続伸して取引を終えました。

休日の谷間で、今晩の米国市場は短縮取引となることから積極的な売買を手控える雰囲気が強く、東証プライム市場の売買代金は3兆2517億円にとどまりました。

本日発表予定の海外経済指標等

【ドイツ】
11月 Ifo 企業景況感指数
  (総合) 前月: 86.9 予想: 87.5

【米国】
11月 S&P グローバル PMI 速報値
  (製造業) 前月: 50.0 予想: 49.9

  (サービス業) 前月: 50.6 予想: 50.3

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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