本日の株式市場

本日の日経平均株価は前週末比84円高の33,710円で取引を開始しました。前週末の米国株式市場でナスダック総合指数が下落したものの、NYダウが上昇したことが好感されました。寄付き後は33,811円をつけ、7月3日につけた年初来高値を一時上回る場面もありました。もっとも、年初来高値をつけたことから、短期的な過熱感への懸念は強く、買い一巡後は利益確定の売りにおされ、下落に転じました。その後はアジア株式市場が軟調に推移したことから、やや下げ幅を拡大する展開となりました。後場に入っても、追加の材料がない中、前場終値近辺で横ばいとなり、前週末比177円安の33,447円と、この日の安値圏で取引を終えました。

個別では、ソフトバンクグループやダイキン工業、京セラなどが下落し、3銘柄で日経平均株価を約44円押し下げました。

本日発表予定の海外経済指標等

【米国】
10月新築住宅販売件数(年率:万件)
  前月:75.9 予想:72.1

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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