本日の株式市場

前日の米国株式市場は主要3指数揃って小幅に下落しました。一方、債券市場では、10月の新築住宅販売件数が低調だったことから、長期金利は低下しました。米国市場で株安と長期金利低下という強弱材料が拮抗する中で、本日の日経平均株価は、前日比72円高の33,520円と小幅に反発して取引を開始しました。しかし、新規の材料は見当たらず、日経平均株価は寄り付き直後には下げに転じました。また、1米ドル=147円台となる円高米ドル安が重石となり日経平均株価は下げ幅を広げ、一時前日比149円安の33,298円となる場面もありました。しかし、好調な企業業績を背景とした先高感に支えられ、その後は33,300円台付近で一進一退を続けました。大引けにかけては、下げ幅を縮め再度上昇に転じる場面もありましたが、結局前日比39円安の33,408円と続落して取引を終えました。

個別銘柄では、指数計算上日経平均株価に最も大きな影響を及ぼすファーストリテイリングが前日比+1.56%上昇し、1銘柄で57円超日経平均株価を押し上げました。

本日発表予定の海外経済指標等

【米国】
11月消費者信頼感指数(コンファレンスボード)
  (総合)前月:102.6 予想:101.0

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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