本日の株式市場

本日の日経平均株価は前日比50円高の33,537円で取引を開始しました。前日の米国株式市場でNYダウが年初来高値を更新したことが好感されました。もっとも、ハイテク株の比率が高いナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数は下落していることから、国内市場でもハイテク株が軟調となり、日経平均株価は寄付き後早々に下落に転じました。その後も新たな材料がない中、1日に行われるパウエルFRB議長の討議を控えていることから様子見姿勢が強く、前日終値付近でこう着状態となりました。結局、上下の値幅は約154円と狭い範囲で終始し、前日比55円安の33,431円でこの日の取引を終えました。一方でTOPIXは前日比+7.59ポイントと続伸しました。 個別ではファーストリテイリングやソフトバンクグループ、東京エレクトロン、アドバンテストなどの値嵩株や半導体株関連株の一角が下落し、4銘柄で日経平均株価を約92円押し下げました。

本日発表予定の海外経済指標等

【米国】
・11月 ISM 製造業景気指数

前月:46.7 予想: 47.6

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

※掲載している画像はイメージです。

ご投資にあたっての注意点