本日の株式市場

本日の日経平均株価は前週末比113円安の33,318円で取引を開始しました。為替市場でドル円レートが円高ドル安に振れたことが嫌気されました。寄付き後は下げ幅を拡大し、一時前週末比408円安となる場面もありました。もっとも、足元で急速に円高が進み、朝方には約3ヶ月ぶりの高値をつけていたことから、円高ドル安が一服すると、日経平均株価も下げ渋りを見せました。午後に入っても新たな材料がない中、33,200円近辺で一進一退となり、前日比200円安の33,231円と、続落してこの日の取引を終えました。一方で、東証グロース市場250指数は反発しました。

業種別では、バルチック海運指数の上昇を背景に、海運業が上昇した一方で、円高進行が重石となり、輸送用機器の下落が目立ちました。個別では、幅広い銘柄が下落し、中でもマツダやバンダイナムコホールディングス、三菱自動車などの下落が目立ちました。

本日発表予定の海外経済指標等

【米国】
10月製造業受注(前月比:%)
  前月:2.8 予想:-2.6

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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