本日の株式市場

本日の日経平均株価は前日比280円安の33,165円で取引を開始しました。前日の米国株式市場で、雇用環境の悪化懸念から主要3指数が揃って下落したことが嫌気されました。寄付き後しばらくは、33,100円近辺でもみ合いとなったものの、前日に600円超上昇していたことによる短期的な過熱感に加え、中国の11月の輸入が前年比で減少に転じたことを受け、アジア株式市場が軟調に推移したことが重石となり、日経平均株価は徐々に下げ幅を拡大する展開となりました。午後に入り、新たな材料がない中、32,800円台でもみ合いとなり、前日比587円安の32,858円と、反落してこの日の取引を終えました。

個別では、東京電力ホールディングスが前日比+10.54%と大幅に続伸しました。前日に引き続き、柏崎刈羽原発の再稼働へ前進したことが好感されました。一方で、東京エレクトロンやファーストリテイリング、アドバンテストといった半導体株や値嵩株の一角が下落し、3銘柄で日経平均株価を約214円押し下げました。

本日発表予定の海外経済指標等

特にありません。

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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