本日の株式市場
本日の日経平均株価は前日比117円高の33,257円で取引を開始しました。前日の米国株式市場が半導体関連株を中心に上昇したことが好感されました。寄付き後早々に、上げ幅を一時前日比234円高まで拡大させたものの、上値を追うには材料不足なことに加え、週末ということもあり、上値が重い展開となりました。その後も、新たな材料がない中、小高い水準でもみ合いとなり、前日比28円高の33,169円と小幅に反発して、この日の取引を終えました。一方で東証グロース市場250指数は小幅に続落しました。
個別では、米国株式市場で半導体関連株が堅調だったことから、信越化学工業や東京エレクトロンといった半導体関連株が上昇し、2銘柄で日経平均株価を約48円押し上げた一方で、ファーストリテイリングやネクソンが下落し、2銘柄で日経平均株価を約50円押し下げました。なお、ネクソンは中国当局がオンラインゲームへの管理強化を進めると発表したことが嫌気されました。
本日発表予定の海外経済指標等
【米国】
・11月個人消費支出・所得統計
支出(前月比:%)
前月:0.2 予想:0.2 所得(前月比:%)
前月:0.2 予想:0.4
・PCEコア価格(前年比:%)
前月:3.5 予想:3.4
・11月コア耐久財受注(前月比:%)
前月:-0.3 予想:0.1
(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成
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