本日の株式市場

本日の日経平均株価は、前週末の米国株式市場で主要3指数がまちまちな結果となりましたが、前週末比245円高の33,414円で取引を開始しました。上昇して始まったものの、勢いは弱く、寄付きを高値に徐々に上げ幅を縮小する展開となり、33,300円を挟んでもみ合いとなりました。後場に入り、新たな材料がない中でやや水準を切り下げ、上げ幅を一時前週末比52円高まで縮小させる場面がありましたが、引けにかけてやや切り返し、前週末比84円高の33,254円でこの日の取引を終えました。本日はクリスマスで欧米市場が休場となる中、市場参加者も少なく、売買代金は約8ヶ月ぶりの低水準となりました。

個別では、前週末に大きく下げたネクソンが前週末比+5.42%と反発した一方で、川崎汽船、日本郵船、商船三井といった海運大手3社が大きく下落しました。海運大手3社は中東情勢の緊迫化から、海運運賃が上昇し、業績に寄与するとの思惑から足元で大きく上昇しており、短期的な過熱感が重石となりました。

本日発表予定の海外経済指標等

特にありません。

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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