本日の株式市場

日経平均株価は、前日比227円高の33,532円で取引を開始しました。寄り付き後も堅調に推移すると、7月3日に付けた年初来高値(33,753円)を上回る場面も見られました。しかし、目新しい取引材料に乏しい中、積極的に上値を追う展開とはならず、本日の高値圏となる33,700円近辺で膠着が続きました。終値は前日比375円高の33,681円となり、4営業日続伸で取引を終えました。

個別では、約1.1兆円相当の米通信大手TモバイルUS株を無償取得すると発表したソフトバンクグループが前日比+4.23%となったほか、前日の米国株式市場で、ナスダック総合指数が2022年1月以来、約2年ぶりの高値を付けたことが好感され、東京エレクトロンやアドバンテストなど半導体関連銘柄の上昇が相場をけん引しました。

東証プライム市場では、値上がり銘柄数が1,492銘柄と、全体の9割に迫る全面高となりました。売買代金は3営業日ぶりに3兆円を回復しました。

本日発表予定の海外経済指標等

特にありません。

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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