本日の株式市場

前日の米国株式市場では、5年物国債の入札が好調だったことから米国債利回りが総じて低下し、主要3指数は揃って上昇しました。一方、為替市場では、日米金利差の縮小を背景に、円高ドル安が進行しました。円高ドル安が国内株式市場への重石となり、日経平均株価は、前日比203円安の33,477円で本日の取引を開始すると、一時は33,411円まで下落する場面もありました。セクターでは、アドバンテストや東京エレクトロンなどの半導体製造装置関連株の下落が目立ちました。しかし、米国株式指数先物価格が堅調に推移したことや、寄り付き前に発表された日本の11月鉱工業生産が市場予想ほど悪化しなかったことが好感され、その後は下落幅を徐々に縮小する展開となりました。

午後にかけては、中国を中心としたアジア株式市場が総じて上昇したことが下支えとなりました。33,550円を挟んだレンジでの推移となり、前日比141円安の33,539円で本日の取引を終了しました。

本日発表予定の海外経済指標等

特にありません。

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

※掲載している画像はイメージです。

ご投資にあたっての注意点