本日の株式市場

本日の日経平均株価は前日比447円高の35,913円で取引を開始しました。前日の米国株式市場で、半導体関連株を中心に主要3指数が揃って上昇したことが好感されました。寄付き後は上げ幅を拡大したものの、36,000円台を上回る水準では利益確定の売りも多く、上値が重い展開となりました。もっとも、半導体業界を中心とした日本株の先高観は強く、35,900円を挟んで一進一退となりました。結局、日経平均株価は前日比497円高の35,963円と昨年来高値を更新して、この日の取引を終えました。


個別では、東京エレクトロンやアドバンテストといった値がさ半導体関連株が上昇し、2銘柄で日経平均株価を約277円押し上げました。また、日経平均株価採用銘柄の値上がり率では、アドバンテストが首位の前日比+8.20%となり、次いでルネサスエレクトロニクスの同+7.56%、東京エレクトロンの同+6.02%と、値上がり率上位を半導体関連株が占めました。

本日発表予定の海外経済指標等

【米国】
12月中古住宅販売件数(年率、万件)
  前月:382 予想:382

1月ミシガン大学消費者マインド(速報値)
 総合指数
  前月:69.7 予想:70.0
1年先期待インフレ率(%)
  前月:3.1 予想:3.1
5-10年先期待インフレ率(%)
  前月:2.9 予想:3.0

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

※掲載している画像はイメージです。

ご投資にあたっての注意点