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01/18 09:30
【チャート分析】ホンダ、急角度の下降トレンドライン突破(1/18)
このたび、FINTOS!で皆様にご好評いただいている機能「ウォッチリスト」に多く新規登録された銘柄をチャート分析しました。 「ウォッチリスト」新規登録上位銘柄ランキング 母集団:野村の投資情報アプリ「FINTOS!」にて、ユーザーの皆様が「ウォッチリスト」機能に新規登録した上位5銘柄(2023年12月分)。ただし直近上場銘柄は除く。 今回は2023年12月に新規登録された銘柄第4位の本田技研工業(7267)です。週足チャートを用いて、チャート分析上の注目点を記しています。今後の投資戦略を考える上で、ご参考になれば幸いです。 13・26週線奪回となれば、戻りを試す動きに弾み 当社は二輪車のシェア世界首位を誇る、日本有数の自動車/二輪車メーカーです。 ※(アプリでご覧の方)2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (図1)当社の株価は、2021年中盤以降の横ばい相場を2023年春に上にブレイクし、同年9月には1,821円まで上昇しました。 その後、同年12月にかけて調整の動きとなりましたが、上向きの52週移動平均線を下支えに反発し、急角度の下降トレンドラインを上抜けました。 この先13週線(1月5日:1,547円)や26週線(同:1,556円)を奪回となれば、2023年9月高値(1,821円)を目指す動きに弾みがつくと考えられます。 調整継続の場合は52週線などが下値メド (図2)一方この先、株価が13・26週線に上値を押さえられるなど調整継続となった場合は、上向きの52週線(同:1,387円)や2023年12月安値(1,386円)がある1,300円台で下げ止まりとなるか注目されます。 (注1) 株価は修正株価でザラ場ベース。直近値は2024年1月5日。 図中の「〇週線」 とは移動平均線を指す。 (注2)株価表記について、2014年7月以降、一部の銘柄の呼値の単価変更により、小数点以下第1位まで表記しているものがある。(注3)トレンドラインには主観が含まれていますので、ご留意ください。またご投資に際しては、企業業績や投資尺度などテクニカル以外の要素についてもご確認ください。(注4)掲載している画像はイメージ。 (出所)東京証券取引所データより野村證券投資情報部作成 (野村證券投資情報部 丹羽 紘子) この資料は、投資判断の提供を目的としたものではなく、一般的なテクニカル分析の手法について記したものです。テクニカル分析は過去の株価の動きを表現したものであり、将来の動きを保証するものではありません。 また、記載されている内容は、一般的に認識されている見方について記したものですが、チャートの見方には解釈の違いもあります。 ※画像はイメージです。 ご投資にあたっての注意点
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01/18 08:29
【モーニングFINTOS!】主要3指数は下落、早期利下げ期待が後退(1/18)
海外市場の振り返り 17日の米国株式市場で、主要3指数は下落しました。この日は、寄り付き前後に発表された12月小売売上高が前月比0.6%と市場予想を上回り、また、12月鉱工業生産も前月比+0.1%と予想を上回ったことで、FRBによる早期の利下げ期待が後退し、主要3指数への重石となりました。 相場の注目点 日経平均株価をテクニカル面からみてみたいと思います。日経平均株価は1月に入り大幅上昇し、17日には一時36,200円台まで上昇しました。これまでの上昇で、2023年7月以降の約半年続いた中段保ち合い上限(33,700円前後)の上放れが明確となっており、中長期上昇局面に回帰してきたと捉えられます。この先まずは2023年7月高値~10月安値の押し幅の倍返し水準(36,980円)に向けた動きが期待されます。一方で、昨年末から2,000円を超える急上昇となった反動もあり、36,000円前後の水準では上値が重い動きとなっています。一旦押しを入れる動きとなり、1月11日~12日のマド埋め水準(35,157円)を割り込んだ場合は、上昇中の25日線(17日:33,689円)が下支えとなると見込まれます。 本日のイベント 18日は、国内では11月機械受注が発表されるほか、米国では、1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、12月住宅着工・建設許可件数、新規失業保険申請件数といった経済統計の発表が控えています。その他、アトランタ連銀ボスティック総裁の講演が予定されています。 (投資情報部 寺田 絢子) (注)データは日本時間2024年1月18日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 ※画像はイメージです。 FINTOS!編集部オリジナル記事 【野村の動画】2024年日本株展望 ‐ 円高に強いセクターを探る 【チャート分析】神戸鋼、昨年12月に安値形成後反発(1/17) ご投資にあたっての注意点
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01/17 19:00
【野村の動画】2024年日本株展望 ‐ 円高に強いセクターを探る
2024年の日本株を展望する際に、「円高転換」の可能性は大いに注視すべき要素です。円高と株高は互いに共存することが可能なのでしょうか。詳細は動画で解説いたします。 ご投資にあたっての注意点
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01/17 16:26
【イブニングFINTOS!】日経平均株価141円安 朝高後、下落に転じる(1/17)
本日の株式市場 本日の日経平均株価は前日比231円高の35,850円で取引を開始しました。米半導体株の上昇や、為替市場で円安・米ドル高が進行したことが好感され、東京エレクトロンやソフトバンクグループなどの主力値嵩株の上昇がけん引し、一時、同620円高の36,239円まで上げ幅を広げました。しかし、朝方、上海証券取引所が日本株のETFの売買を一時停止したとの報道がありました。また、昼前の中国の12月小売売上高が市場予想を下回るなど中国経済指標の発表が冴えず、上海や香港株式市場が軟調となり、日経平均株価は急速に上げ幅を縮める展開となりました。後場に入ると、一段安となり、日経平均株価は前日比終値を挟み推移した後、前日比141円安の35,477円と本日の安値圏で取引を終えました。取引時間中の高安値幅は762円と、昨年7月28日の取引時間中にYCC修正議論の報道があった日以来の荒い値動きとなりました。 本日発表予定の海外経済指標等 【米国】・12月小売売上高(前月比) 予想:+0.4% 前月:+0.3% ・12月鉱工業生産(前月比) 予想:-0.1% 前月:+0.2% ・1月NAHB住宅市場指数 予想:39 前月:37 (注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成 ※掲載している画像はイメージです。 ご投資にあたっての注意点
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01/17 09:30
【チャート分析】神戸鋼、昨年12月に安値形成後反発(1/17)
このたび、FINTOS!で皆様にご好評いただいている機能「ウォッチリスト」に多く新規登録された銘柄をチャート分析しました。 「ウォッチリスト」新規登録上位銘柄ランキング 母集団:野村の投資情報アプリ「FINTOS!」にて、ユーザーの皆様が「ウォッチリスト」機能に新規登録した上位5銘柄(2023年12月分)。ただし直近上場銘柄は除く。 今回は2023年12月に新規登録された銘柄第3位の神戸製鋼所(5406)です。週足チャートを用いて、チャート分析上の注目点を記しています。今後の投資戦略を考える上で、ご参考になれば幸いです。 昨年12月安値は26週線を下支えに反発 当社は、国内第3位の高炉メーカーで、鉄鋼事業を中核としつつ多角的経営をしています。 ※(アプリでご覧の方)2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (図1)当社の株価は、2023年9月に高値形成以降、押しを入れる展開となっています。ただ同年12月安値は26週移動平均線を下支えに反発し、その後13週線を回復しました。 26週線や52週線は上向きを維持しているほか、13週線も上向きに転じ始めており、この先2023年9月高値(2,179円)に向けて戻りを試す動きが期待されます。 押しを入れる場合は、26週線などが下値メド (図2)ただ2023年12月14日安値(1,609円)から2024年1月5日高値(1,954円)まで、約3週間で345円と急ピッチで上昇してきました。 この先急騰の反動から再び押しを入れる場合は、上向きの26週線(1月5日:1,764円)や2023年12月安値(1,609円)などが下値メドとして挙げられます。 (注1) 株価は修正株価でザラ場ベース。直近値は2024年1月5日。 図中の「〇週線」 とは移動平均線を指す。 (注2)株価表記について、2014年7月以降、一部の銘柄の呼値の単価変更により、小数点以下第1位まで表記しているものがある。(注3)トレンドラインには主観が含まれていますので、ご留意ください。またご投資に際しては、企業業績や投資尺度などテクニカル以外の要素についてもご確認ください。(注4)掲載している画像はイメージ。 (出所)東京証券取引所データより野村證券投資情報部作成 (野村證券投資情報部 丹羽 紘子) この資料は、投資判断の提供を目的としたものではなく、一般的なテクニカル分析の手法について記したものです。テクニカル分析は過去の株価の動きを表現したものであり、将来の動きを保証するものではありません。 また、記載されている内容は、一般的に認識されている見方について記したものですが、チャートの見方には解釈の違いもあります。 ※画像はイメージです。 ご投資にあたっての注意点
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01/17 08:20
【モーニングFINTOS!】米長期金利上昇が株式市場の重石に(1/17)
海外市場の振り返り 16日の米国株式市場で、NYダウは続落しました。FRBウォラー理事が講演で「政策の軌道修正は慎重に判断し、急ぐ必要はない」などと発言したことで、市場の早期利下げ観測が後退し、米10年国債利回りが4%台へと上昇したことが株式市場の重石となりました。そのほか、中国で最新モデルなどを値下げすると報じられたアップルが下落したほか、証券会社が投資判断を引き下げたボーイングが前日比-7.89%と大幅下落したことなども、NYダウを押し下げました。 相場の注目点 2024年の米国における最大の注目イベントとして大統領選挙が挙げられます。1月15日(日本時間16日)には、共和党候補指名争いの初戦となるアイオワ州党員集会が行われ、トランプ前大統領が5割を超える得票率でトップに立ちました。事前の世論調査では、トランプ前大統領が首位を独走しており、最有力候補としてみられていますが、今後の候補者選びの行方に市場の関心が集まります。例年、予備選挙・党員集会が集中開催される3月5日のスーパーチューズデーには概ね大勢が決まります。11月5日の本選では、前回2020年の大統領選挙と同様に、民主党のバイデン大統領と共和党のトランプ前大統領の対決となるのか、注目です。 本日のイベント 米国では、12月小売売上高が発表されます。年間を通して個人消費が最も活発となる期間の売上動向であるため注目です。国内では、12月訪日外国人客数が発表されます。 (投資情報部 澤田 麻希) (注)データは日本時間2024年1月17日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 ※画像はイメージです。 FINTOS!編集部オリジナル記事 【チャート分析】三菱UFJ、26週線を下支えに反発(1/16) ご投資にあたっての注意点
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01/16 16:08
【イブニングFINTOS!】日経平均株価7営業日ぶりに反落 282円安(1/16)
本日の株式市場 本日の日経平均株価は前日比7円高の35,909円と続伸して取引を開始しました。寄り付き直後、同53円高の35,955円まで上げ幅を広げました。しかし、前日までの6営業日で約2,600円の急上昇となった事への警戒が強まり、下げに転じると一時前日比314円安の35,587円まで下げ幅を広げました。朝方発表された2023年12月の企業物価指数が市場予想を上回ったことを受け、長期金利が上昇した事や米国株先物が下落した事も投資家心理を冷やしました。その後は新規の材料に欠き、日経平均株価は35,600円台のレンジ内での推移を続けました。引けにかけては本日の安値圏で下げ渋り、前日比282円安の35,619円と反落して取引を終えました。 東証33業種別では、28業種が値下がりする一方で5業種が値上がりしました。中東での地政学リスクの高まりによりコンテナ船運賃が上昇するとの見方が広がり、海運業は前日比+2.26%となり業種別上昇率のトップとなりました。 本日発表予定の海外経済指標等 【ドイツ】・1月ZEW景況感調査(期待) 前月:12.8 予想:11.7 【米国】・1月NY連銀製造業景気指数 前月:-14.5 予想:-5.0 (注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成 ※掲載している画像はイメージです。 ご投資にあたっての注意点
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01/16 09:30
【チャート分析】三菱UFJ、26週線を下支えに反発(1/16)
このたび、FINTOS!で皆様にご好評いただいている機能「ウォッチリスト」に多く新規登録された銘柄をチャート分析しました。 「ウォッチリスト」新規登録上位銘柄ランキング 母集団:野村の投資情報アプリ「FINTOS!」にて、ユーザーの皆様が「ウォッチリスト」機能に新規登録した上位5銘柄(2023年12月分)。ただし直近上場銘柄は除く。 今回は2023年12月に新規登録された銘柄第2位の三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)です。週足チャートを用いて、チャート分析上の注目点を記しています。今後の投資戦略を考える上で、ご参考になれば幸いです。 26週線を下支えに戻りを試す動き 当社は、国内最大の金融グループで、国際展開に強みがあります。 ※(アプリでご覧の方)2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (図1)当社の株価は、2023年9月に高値を形成した後、押しを入れる展開となりました。ただ同年12月に、同年3月~9月にかけての上昇幅に対する1/3押し水準(1,164円)を達成した後は反発に転じ、その後26週移動平均線を下支えに戻りを試す動きとなっています。 26週線や52週線は上向きを維持しており、この先2023年9月高値(1,344円)や、2006年4月~2011年11月にかけての下落幅に対する2/3戻し(1,406円)を目指す展開が考えられます。 26週線を下放れた場合は1,100円処が下値メド (図2)一方、この先上値の重い展開が続き、26週線(1月5日:1,211円)を下放れた場合は、2023年12月安値(1,164円)や、2022年10月以降の上昇トレンドラインがある1,100円前後の水準がこの先の下値メドとして挙げられます。 (注1) 株価は修正株価でザラ場ベース。直近値は2024年1月5日。 図中の「〇週線」 とは移動平均線を指す。 (注2)株価表記について、2014年7月以降、一部の銘柄の呼値の単価変更により、小数点以下第1位まで表記しているものがある。(注3)トレンドラインには主観が含まれていますので、ご留意ください。またご投資に際しては、企業業績や投資尺度などテクニカル以外の要素についてもご確認ください。(注4)掲載している画像はイメージ。 (出所)東京証券取引所データより野村證券投資情報部作成 (野村證券投資情報部 丹羽 紘子) この資料は、投資判断の提供を目的としたものではなく、一般的なテクニカル分析の手法について記したものです。テクニカル分析は過去の株価の動きを表現したものであり、将来の動きを保証するものではありません。 また、記載されている内容は、一般的に認識されている見方について記したものですが、チャートの見方には解釈の違いもあります。 ※画像はイメージです。 ご投資にあたっての注意点
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01/16 08:33
【モーニングFINTOS!】ECBの早期利下げ期待後退が重石に(1/16)
海外市場の振り返り 15日の米国株式市場は、キング牧師誕生日の祝日で休場でした。ロンドン市場では、FTSE100指数が前週末比小幅に反落となりました。また、ドイツのDAX指数も小幅に下落し、欧州の主要企業で構成されるストックス欧州600指数も下落しました。欧州株式市場では、この日はECBの早期利下げ期待がやや後退したことが、株式市場の重石となりました。 相場の注目点 今週は、米国で17日(水)に発表される12月小売売上高が注目されます。年間を通して個人消費が最も活発となる期間の売上動向でもあり、業種別の内訳などを通して、米国個人消費の動向が注目されます。また、米国では1月30日(火)-31日(水)に開催されるFOMCを控えたブラックアウト(発言自粛期間)入りを前に、16日(火)はウォラーFRB理事の講演、17日(水)にNY連銀ウィリアムズ総裁の講演などが予定されています。市場で高まっている3月利下げ期待を一段と強めるようなコミュニケーションの可能性は低いと思われますが、QT(バランスシート縮小)ペースに関する議論などが注目されます。日本では19日(金)に12月全国消費者物価指数が発表されます。市場で有力視される3月以降の緩和解除の可能性を考慮する上で、2025年度インフレ見通しを中心に観測報道には注意が必要です。 本日のイベント 日本時間16日午前10時から、米大統領選共和党候補指名争いの初戦となる党員集会が行われます。米国ではウォラーFRB理事が講演します。決算発表では、金融セクターのゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーが2023年10-12月期決算を発表する予定です。 (投資情報部 寺田 絢子) (注)データは日本時間2024年1月16日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 ※画像はイメージです。 FINTOS!編集部オリジナル記事 【今週の米国株】世界に先駆けて本格化する米決算発表を前に、アナリスト予想を確認(1/15) 【米国株決算速報】JPモルガン・チェース(JPM):実績堅調もクレジットカード事業中心に貸倒引当金積み増し、株価は-0.73% ご投資にあたっての注意点