本日の株式市場

この日の日経平均株価は前日比166円安の32,328円で取引を開始しました。前日の米国株式市場で、米長期金利が上昇したことが嫌気され、主要3指数が揃って反落したことが嫌気されました。寄付き後は、前日終値をやや下回る水準でもみ合いとなりました。後場に入ると、中東情勢の混乱に沈静化の兆しが見えない中、週末を控えていることもあり、日経平均株価は徐々に水準を切り下げる展開となりました。結局、前日比178円安の32,315円と、この日の安値圏で取引を終えました。


東証33業種の鉱業以外、全ての業種が下落する中、ファーストリテイリングが前日引け後に発表した決算内容が好感され、株価は前日比+5.74%と大幅に逆行高し、1銘柄で日経平均株価を193円押し上げ、下支えしました。一方で、TOPIXは前日比-1.44%となり、東証マザーズ指数は同-3.58%と大幅に下落しました。

本日発表予定の海外経済指標等

【米国】
10月ミシガン大学消費者マインド 速報値

  前月:68.1 予想 :67.4

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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