本日の株式市場

前日の米国株式市場は、米長期金利の上昇が一服したことや良好な企業決算の発表を受けて、主要3指数が揃って上昇しました。その流れを引き継ぎ、日経平均株価は前日比240円高の31,302円で取引を開始し、堅調に上げ幅を広げると、前日比404円高の31,466円で前場の取引を終えました。後場は新たな材料に乏しく、本日の高値圏となる31,400円台での膠着が続きました。しかし、引け間際に上げ幅を縮めると、前日比207円高の31,269円で取引を終えました。

個別では、東京エレクトロンやアドバンテストといった半導体関連銘柄や、ソフトバンクグループなど、値嵩株の上昇が相場をけん引した一方、中国での事業環境悪化懸念から、ファナックやニデックなどの下落が目立ちました。

東証プライム市場の売買代金は3兆1,379億円と低調でした。

本日発表予定の海外経済指標等

【米国】
9月新築住宅販売件数(23:00)
  予想:年率68.0万件 (8月:67.5万件)

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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