本日の株式市場

本日の日経平均株価は、前週末比500円高の32,450円で取引を開始しました。日本が連休中の米国で、複数の経済統計からインフレ圧力が弱まったことが示唆され、米長期金利が低下し、米主要株価指数が上昇したことが好感されました。寄付き後は、買い気配で始まった銘柄の値が付くにつれ、日経平均株価は上げ幅を拡大する展開となりました。国内長期金利が低下したことで、日経平均株価はじわじわと上げ幅を拡大し、上げ幅は一時816円高となる場面がありました。もっとも、前営業日までの3日間で1,250円超上昇していることへの、短期的な過熱感もあり、その後は伸び悩み、後場は高値圏で一進一退となりました。結局、この日の日経平均株価は、今年一番の上げ幅となる前週末比758円高の、32,708円と4営業日続伸して、取引を終えました。

個別では、住友電工が前週末比+11.41%、ミネベアミツミが同+9.82%となった一方で、川崎汽船が同-11.37%、ニッスイが同-7.65%となるなど、先週末および、場中に決算発表をした企業の値動きが目立ちました。

本日発表予定の海外経済指標等

特にありません。

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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