1月24日に発表された米国株の四半期決算をお送りいたします。

ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)

インフレと中国移動制限の影響は残るも改善へ

※ 会社発表、リフィニティブより野村證券投資情報部作成
※ 実績は2022年10-12月期
※ EPS は非米国会計基準の希薄化後一株当たり利益
※ 1月24日寄り前決算発表。発表後の株価は、24日の前日比騰落率

 医薬品、医療機器の製造を行うジョンソン・エンド・ジョンソンの2022年10-12月期決算は、売上高は市場予想を下回ったものの、一株当たり純利益は市場予想を上回りました。部門別の業績は、医薬品部門では抗腫瘍薬の売上が堅調で、コンシューマー向けでは処方箋薬やスキンケア製品などでの値上げが売上成長に寄与した一方、医療機器は中国での新型コロナ感染拡大に伴う処置数の減少による悪影響を受けました。2023年12月通期について会社は、インフレや中国の影響は年前半に残るものの、年後半に改善するとの見通しを示しました。

<前回の当社決算>
<米国株決算速報>ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ):株価は0.35%下落、全部門好調も為替の悪影響を懸念

<過去の米国株決算まとめ>
野村の米国株決算リンク集:2022年8-10月期・9-11月期・10-12月期

野村の米国株決算リンク集:2022年1-3月期・4-6月期・7-9月期・10-12月期決算

野村の米国株決算リンク集:2021年10-12月期

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