閉じる
閉じる

16:31

【野村の夕解説】日経平均株価は825円高 半導体関連株を中心に反発(10/15)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 15日の日経平均株価は、値がさの半導体関連株の上昇がけん引し、反発となりました。寄り付きは前日比154円高の47,002円で始まり、その後は1日を通して上げ幅を拡大させた値動きが続きました。14日に大きく下落した値がさ株を中心に自律反発のような動きがみられ、幅広い銘柄や業種が上昇しました。その後、アジア株も堅調な推移がみられたほか、14時過ぎにはオランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングの決算が発表され、2025年7-9月期の受注額が市場予想を上回り、市場から好感されました。これらを受けて日本の半導体関連株は一段高となり、日経平均株価は前日比927円高となる場面もありました。米ドル円は円高進行となったものの、日経平均株価の終値は前日比825円高の47,672円となり、14日の下げ幅を半分以上戻し取引を終えました。個別株ではソフトバンクグループが前日比+5.10%となり、1銘柄で日経平均株価を215円押し上げました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 国内では首相指名選挙に向けた与野党の協議が続いています。立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の3党は、本日党首会談を開催する予定しているほか、自民党の高市早苗総裁も野党党首と個別会談すると報じられています。引き続き、政局の不透明さによる市場の不安定化に注意が必要です。 (野村證券投資情報部 清水 奎花) ご投資にあたっての注意点

特集 矢印

411