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54分前

【野村の夕解説】日経平均株価は1,163円高 5万円台回復(12/4)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 4日の日経平均株価はAI関連株を中心に上昇し、4営業日ぶりに終値で5万円台を回復しました。3日の米国株市場では、利下げ期待から主要3指数は揃って上昇しました。この流れを受け本日の日経平均株価は前日比78円高の49,942円で寄り付き、その後はAI関連株や値がさ株を中心に、幅広い銘柄が上昇し、1日を通して上げ幅が拡大しました。ソフトバンクグループが、今後のAI関連投資については米オープンAIの支援に専念すると報じられ、投資家心理の改善につながったほか、米国政府がロボティクス分野への支援を検討しているとの一部報道を受け、ファナックが急伸し相場をけん引しました。日経平均株価の終値は前日比1,163円高の51,028円と大幅に上昇し、5万円台回復となりました。 個別銘柄では、ソフトバンクグループ、ファーストリテイリング、ファナックの終値がそれぞれ前日比+9.17%、同+2.68%、同+12.98%となり、3銘柄で日経平均株価を543円押し上げました。また、日本の12月金融政策決定会合において利上げ観測が強まったことで、日本の10年国債利回りは一時1.935%と18年半ぶりの水準となったものの、株価への影響は限定的でした。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)日経平均株価のデータは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 本日は米国で、週間新規失業保険申請件数(11/29の週)が発表予定です。 (野村證券投資情報部 清水 奎花) ご投資にあたっての注意点

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