(注)データは日本時間2022年11月21日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、中心限月で、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。

海外市場の振り返り

 18日の米国株は反発。FRB高官によるタカ派発言が相次ぎ、金融引き締めが景気後退をもたらすリスクが改めて意識されましたが、買いがやや優勢となりました。小売りセクターの好決算が好感され、ディフェンシブセクターの株価が堅調だった一方、景気後退懸念から原油価格が下落し、エネルギー株は軟調に推移しました。また、米国の利上げ長期化が意識され、米国債利回りが上昇したことに伴いテクノロジー株の一角が下落しました。

相場の注目点

 12月のFOMCに向けてFRB高官の発言に一喜一憂する展開が続くでしょう。11月22日の地区連銀総裁講演、23日の11月FOMC議事録などでは、相場をけん制するためのタカ派的なスタンスが継続するものとみられ、引き続き株式市場の下押し要因となる可能性があります。

本日のイベント

 本日は、目立った経済統計の発表などは予定されておらず、22日以降の経済指標の発表、地区連銀総裁講演、FOMC議事録などを前に様子見姿勢が続く可能性があります。また、景気後退懸念からディフェンシブセクター優勢の展開が続く可能性があります。

(投資情報部 坪川 一浩)

(注) データは日本時間2022年11月21日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、中心限月で、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。

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