このたび、米国ナスダック市場の時価総額上位銘柄をチャート分析しました。
ナスダック市場: 時価総額上位銘柄ランキング
(注)データは2022年11月30日時点。
(出所)ブルームバーグデータより野村證券投資情報部作成
本日は第7位のメタ・プラットフォームズ(A6161/META)を取り上げました。週足チャートを用いて、チャート分析上の注目点を記しています。投資戦略を考える上で、ご参考になれば幸いです。
この先13週線や26週線奪回となるか注目
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(図1)当社の株価は2021年9月に高値形成後、大幅調整となりました。ただ今年11月に2016年1月以来となる90ドル割れの水準まで下落した後は、反発に転じています。
この先、今まで上値を押さえられてきた13週移動平均線(12月2日:125.51ドル)を明確に奪回となるか注目されます。さらに26週線(同:146.26ドル)も上抜けとなれば、2021年秋以降の調整相場を脱した可能性が考えられます。
70ドル台は下値サポートとなるか注目
(図2)一方調整継続となり、今年11月安値(88.09ドル)を割り込んだ場合は、2014年夏~2015年夏にかけて保ち合い相場を形成した70ドル~80ドル前後の水準がさらなる下値メドとして挙げられます。
(注1) 株価は修正株価でザラ場ベース。直近値は2022年12月2日。図中の「〇週線」 とは移動平均線を指します。(注2)株価表記について、2014年7月以降、一部の銘柄の呼値の単価変更により、小数点以下第1位まで表記しているものがあります。(注3)トレンドラインには主観が含まれていますので、ご留意ください。またご投資に際しては、企業業績や投資尺度などテクニカル以外の要素についてもご確認ください。
(出所)ブルームバーグデータより野村證券投資情報部作成
この資料は、投資判断の提供を目的としたものではなく、一般的なテクニカル分析の手法について記したものです。テクニカル分析は過去の株価の動きを表現したものであり、将来の動きを保証するものではありません。 また、記載されている内容は、一般的に認識されている見方について記したものですが、チャートの見方には解釈の違いもあります。