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02/16 09:30
【チャート分析】ホンダ、13・26週線が再び上向きに(2/16)
このたび、FINTOS!で皆様にご好評いただいている機能「ウォッチリスト」に多く新規登録された銘柄をチャート分析しました。 「ウォッチリスト」新規登録上位銘柄ランキング 母集団:野村の投資情報アプリ「FINTOS!」にて、ユーザーの皆様が「ウォッチリスト」機能に新規登録した上位5銘柄(2024年1月分)。ただし直近上場銘柄は除く。 今回は2024年1月に新規登録された銘柄第5位の本田技研工業(7267)です。週足チャートを用いて、チャート分析上の注目点を記しています。今後の投資戦略を考える上で、ご参考になれば幸いです。 2023年9月高値に向けて戻しを試す動きに期待 当社は二輪車のシェア世界首位を誇る、日本有数の自動車/二輪車メーカーです。 ※(アプリでご覧の方)2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (図1)当社の株価は、2023年1月~9月にかけて上昇相場を形成した後、12月にかけて調整の動きとなりました。 ただ12月安値は上向きの52週移動平均線が下支えとなり、その後株価は反発、急角度の下降トレンドラインを突破して13週線や26週線の水準も奪回しました。 13週線や26週線が再び上向きに転じており、この先2023年9月高値(1,821円)に向けて戻しを試す動きが期待されます。 調整継続の場合は13週線などが下値メド (図2)一方、仮にこの先上昇一服となり、押しを入れる展開となった場合は、13週線(2月2日:1,538円)や、2023年12月安値形成時に下支えとなった上向きの52週線(同:1,430円)が下値メドとして挙げられます。 (注1) 株価は修正株価でザラ場ベース。直近値は2024年2月2日。 図中の「〇週線」 とは移動平均線を指す。 (注2)株価表記について、2014年7月以降、一部の銘柄の呼値の単価変更により、小数点以下第1位まで表記しているものがある。(注3)トレンドラインには主観が含まれていますので、ご留意ください。またご投資に際しては、企業業績や投資尺度などテクニカル以外の要素についてもご確認ください。(注4)掲載している画像はイメージ。 (出所)東京証券取引所データより野村證券投資情報部作成 (野村證券投資情報部 丹羽 紘子) この資料は、投資判断の提供を目的としたものではなく、一般的なテクニカル分析の手法について記したものです。テクニカル分析は過去の株価の動きを表現したものであり、将来の動きを保証するものではありません。 また、記載されている内容は、一般的に認識されている見方について記したものですが、チャートの見方には解釈の違いもあります。 ※画像はイメージです。 ご投資にあたっての注意点
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02/16 08:18
【モーニングFINTOS!】S&P500は史上最高値を更新(2/16)
海外市場の振り返り 15日の米国では、1月の小売売上高が前月比-0.8%と市場予想(同-0.2%)を大きく下振れしたことを受けて利下げ観測が高まり、長期金利は低下、株高の展開となりました。S&P500株価指数は消費者物価統計を受けた下落分を取り戻し、史上最高値を更新しました。為替市場でもドルが下落する中、ドル円相場は一時149円台半ばまで円高ドル安となる場面もありましたが、その後は150円前後の水準で推移しています。米国では1月の鉱工業生産も同-0.1%と市場予想(同+0.2%)に反して低下したことから、悪天候が1月の経済指標の低下に影響した可能性があります。昨日発表された2月の地区連銀景況調査(NY連銀、フィラデルフィア連銀)はいずれも改善しており、景気の減速感が高まっている様子は確認できません。 相場の注目点 足元の米株高の背景には、景気のソフトランディング(軟着陸)とインフレの鎮静化が同時に達成され、FRB(米連邦準備理事会)が利下げに転じるとの期待が作用している面があると見受けられます。このため、市場では利下げ開始要件を探るためFRB高官の発言に対する注目度が高まっています。本日は、デーリー・サンフランシスコ連銀総裁はじめ、複数のFRB高官の講演が予定されています。また、3月19-20日にFOMC(米連邦公開市場委員会)を控え、3月6日・7日にはにはパウエル議長が半期に一度の議会証言を行うことが発表されました。市場では5月FOMCでの利下げ織り込みが3割程度まで低下していますが、FRB高官の発言次第では振れやすい状況が続いていることから注意が必要です。 (投資情報部 尾畑 秀一) (注)データは日本時間2024年2月16日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 ※画像はイメージです。 FINTOS!編集部オリジナル記事 【野村の動画】「トランプラリー」は再来するか、前回選挙前後の相場を振り返る ご投資にあたっての注意点
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02/15 19:00
【野村の動画】「トランプラリー」は再来するか、前回選挙前後の相場を振り返る
2024年11月の米大統領選挙に向けた共和党の候補者指名争いは、ドナルド・トランプ前大統領の連勝で幕開けとなりました。この先、「トランプ政権の復活」についてのシミュレーションが重要となるでしょう。今回、2016年から2018年までの日本株の動きを5つの局面に分けて振り返ります。 ご投資にあたっての注意点
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02/15 16:07
【イブニングFINTOS!】日経平均は38,000円越え 1990年1月以来、34年ぶりの高値(2/15)
本日の株式市場 前日の米国株式市場は、米景気がソフトランディングに向かうとの期待に加え、FRB高官のハト派的な発言が好感され、ハイテク株を中心に主要3指数は上昇しました。 寄り前に発表された日本の2023年10-12月期実質GDPは前期比年率0.4%減と2四半期連続で減少し、個人消費や民間設備投資などの内需関連の低調さが目立つ結果となりました。日経平均株価は前日比314円高の38,017円で取引を開始しましたが、実質GDPよりも材料視されたのは損害保険大手が昨日発表した好決算で、好調な海外事業や金利環境の改善、政策保有株の売却期待から大幅高となりました。また、半導体関連のほか、指数寄与度の高い値がさ株の上昇が目立ちました。アジア株式市場が総じて堅調に推移したことも追い風となり、引けにかけて上昇幅を拡大させました。終値は前日比454円高の38,157円で、1990年1月以来の高値です。 なお、前日に2023.12期決算を発表した楽天グループは、モバイル事業での営業損失の縮小が好感され前日比+15.82%と大幅上昇となりました。 本日発表予定の海外経済指標等 【米国】・2月NY連銀製造業景気指数 前月:-43.7 予想:-12.5・2月フィラデルフィア連銀製造業景景況指数 前月:-10.6 予想:-8.1・1月小売売上高(前月比) 前月:+0.6% 予想:-0.2%・1月鉱工業生産(前月比) 前月:+0.1% 予想:+0.2% (注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成 ※画像はイメージです。 ご投資にあたっての注意点
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02/15 09:30
【チャート分析】デンソー、上値抵抗線を突破なるか注目(2/15)
このたび、FINTOS!で皆様にご好評いただいている機能「ウォッチリスト」に多く新規登録された銘柄をチャート分析しました。 「ウォッチリスト」新規登録上位銘柄ランキング 母集団:野村の投資情報アプリ「FINTOS!」にて、ユーザーの皆様が「ウォッチリスト」機能に新規登録した上位5銘柄(2024年1月分)。ただし直近上場銘柄は除く。 今回は2024年1月に新規登録された銘柄第4位のデンソー(6902)です。週足チャートを用いて、チャート分析上の注目点を記しています。今後の投資戦略を考える上で、ご参考になれば幸いです。 昨年12月に52週線を下支えに反発 当社は、世界有数の規模を誇るトヨタ系の自動車部品メーカーです。 ※(アプリでご覧の方)2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (図1)当社の株価は、2023年9月に高値を形成した後、上値の重い展開が続いています。ただ12月に2023年1月安値~9月高値の上昇幅に対する50%押し(2,105円)を達成した後は、上向きの52週移動平均線を下支えに反発しました。 この先、2023年9月高値以降の上値抵抗線を上にブレイクとなれば、同高値(2,613.8円)に向けて戻しを試す動きに弾みがつくと考えられます。 上値が重い展開の場合は、52種線などが下値メド (図2)一方、この先上値の重い展開が続いた場合は、2023年12月安値形成時に下支えとなった52週線(2月2日:2,212円)や同安値(2,075.5円)が下値メドとして挙げられます。 (注1) 株価は修正株価でザラ場ベース。直近値は2024年2月2日。 図中の「〇週線」 とは移動平均線を指す。 (注2)株価表記について、2014年7月以降、一部の銘柄の呼値の単価変更により、小数点以下第1位まで表記しているものがある。(注3)トレンドラインには主観が含まれていますので、ご留意ください。またご投資に際しては、企業業績や投資尺度などテクニカル以外の要素についてもご確認ください。(注4)掲載している画像はイメージ。 (出所)東京証券取引所データより野村證券投資情報部作成 (野村證券投資情報部 丹羽 紘子) この資料は、投資判断の提供を目的としたものではなく、一般的なテクニカル分析の手法について記したものです。テクニカル分析は過去の株価の動きを表現したものであり、将来の動きを保証するものではありません。 また、記載されている内容は、一般的に認識されている見方について記したものですが、チャートの見方には解釈の違いもあります。 ※画像はイメージです。 ご投資にあたっての注意点
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02/15 08:35
【モーニングFINTOS!】好業績期待で米国株反発(2/15)
海外市場の振り返り 14日の米国株式市場はNYダウが前日比+0.39%、ナスダック総合指数が同+1.30%、S&P500指数が同+0.95%と主要3指数は揃って上昇しました。70億ドルを上限とする自社株買いをすると発表した米配車大手ウーバー・テクノロジーズ(UBER)、2023年10-12月期決算が市場予想を上回り、2024年に初めてフリーキャッシュフローがプラスに転じるとの見通しを発表した米大手ライドシェアプラットフォームのリフト(LYFT)などが上昇をけん引しました。なお、この日は主要な経済指標の発表はありませんでした。 相場の注目点 米国の2024年1月消費者物価統計では、食料とエネルギー除くコアが前月比+0.4%と、市場予想(同+0.3%)を上回り、前月(2023年12月は同+0.3%)から加速しました。特に家賃などの住居費は同+0.6%とほぼ1年ぶりの上昇率となりましたが、コアから住居費を除いたサービス、いわゆるスーパーコアも同+0.8%と大幅な上昇となりました。宿泊、医療、家事、輸送、通信など様々なサービス項目で加速が見られました。改めてインフレ再加速のリスクを認識したのは、2024年2月2日に発表された1月雇用統計で、平均時給が前年比+4.5%と、2023年12月の同+4.3%から加速したことでした。勿論、単月の統計では様々な一時的要因が影響するため、均す必要はありますが、賃金の下方硬直性(≒粘着性)には引き続き注意が必要でしょう。足元でマグニフィセントセブンの市場全体の収益への寄与度が高いとは言え、2024年の主要米国企業の業績を展望した場合、業績拡大のすそ野が徐々に広がるものと予想されます。NYダウ、S&P500指数は史上最高値を更新し、ナスダック総合指数も史上最高値更新が目前に迫る中、改めて米10年国債利回りの居所が注目されます。本日は、米国の2024年1月の鉱工業生産指数、小売売上高が発表されます。1月は悪天候という要因を考慮すべきですが、年明けの米国の経済活動が注目されます。 (投資情報部 佐々木 文之) (注)データは日本時間2024年2月15日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 ※画像はイメージです。 FINTOS!編集部オリジナル記事 【チャート分析】三菱商、3,000円を目指す動きに期待(2/14) ご投資にあたっての注意点
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02/14 19:00
【週間ランキング】最も閲覧数が多かった個別銘柄は?トップ10を紹介(2/14)
国内企業の決算発表がピークを迎える トヨタ自動車(7203)が1位にランクインしました。同社は2024年2月6日に決算を発表しました。2023年10-12月期(3Q)の営業利益は前年同期比76%増益の1.68兆円となり、野村予想の1.11兆円を上回りました。北米や日本市場での出荷が想定以上に高水準となったほか、欧米市場では車種構成も改善しました。会社は3Qまでの好業績と足元の状況を踏まえて、2024.3期の営業利益予想を4.5兆円から4.9兆円に上方修正しました。 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が2位にランクインしました。同社は2024年2月5日に決算を発表しました。2023年4-12月期(3Q累計)の親会社株主利益は1兆2,979億円となり、通期の会社計画1兆3,000億円に対して、ほぼ100%を達成しました。一方、会社計画は据え置かれました。米モルガン・スタンレーの決算期変更などの特殊要因や、足元の円安状況などを考慮していると考えられます。 日本電信電話(9432)が3位にランクインしました。同社は2024年2月8日に決算を発表しました。2023年10-12月期(3Q)の営業利益は、前年同期比2%増益の5,352億円となり、野村予想の5,800億円を下回りました。会社は新たに災害復旧費用約100億円とセキュリティー対策費用を計上する計画を立てていますが、これら一時的な費用を吸収しながら、2024.3期の営業利益計画を達成するという方針を明らかにしました。 三菱商事(8058)が4位にランクインしました。同社は2024年2月6日に決算を発表しました。2023年4-12月期(3Q累計)の親会社株主利益は6,966億円となり、野村予想の7,180億円をやや下回りました。ただし、3Qに一過性の損失がネット(純額)で175億円あったことが要因であり、驚きはありません。決算では、発行済み株式総数(自己株式を除く)の10%にあたる上限5,000億円の自社株買いが発表されました。 (野村證券投資情報部 デジタル・コンテンツ課) (注1)画像はイメージ。(注2)各種データは2024年2月13日時点。 ご投資にあたっての注意点
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02/14 16:26
【イブニングFINTOS!】日経平均株価反落するも、下げ幅は限定的(2/14)
本日の株式市場 日経平均株価が前日に1,000円を超える大幅上昇となっていたことに加え、前日、米国株の主要3指数が大きく下落したことが相場の重石となり、日経平均株価は前日比251円安の37,712円と反落して取引を開始しました。前日に大きく上昇したソフトバンクグループやリクルートHDが軟調となった一方、ファーストリテイリングやアドバンテストなど、主力値嵩株の一角が堅調に推移したことに加え、押し目買いが相場を支えました。 後場に入り、前日比369円安の37,594円に下げ幅を広げる場面も見られましたが、引けにかけて持ち直し、前日比260円安の37,703円で取引を終えました。 東証プライム市場の売買代金は5.19兆円と4営業日連続で5兆円を上回る大商いが続いており、下落局面では押し目買いも旺盛なことが示されています。 東証33業種別指数では、28業種が下落となり、下落率上位は、パルプ・紙、鉄鋼、不動産業となりました。 本日発表予定の海外経済指標等 【米国】・シカゴ連銀グールズビー総裁講演・バーFRB副議長講演(15日6:00) (注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成 ※画像はイメージです。 ご投資にあたっての注意点
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02/14 09:30
【チャート分析】三菱商、3,000円を目指す動きに期待(2/14)
このたび、FINTOS!で皆様にご好評いただいている機能「ウォッチリスト」に多く新規登録された銘柄をチャート分析しました。 「ウォッチリスト」新規登録上位銘柄ランキング 母集団:野村の投資情報アプリ「FINTOS!」にて、ユーザーの皆様が「ウォッチリスト」機能に新規登録した上位5銘柄(2024年1月分)。ただし直近上場銘柄は除く。 今回は2023年12月に新規登録された銘柄第3位の三菱商事(8058)です。週足チャートを用いて、チャート分析上の注目点を記しています。今後の投資戦略を考える上で、ご参考になれば幸いです。 13週、26週線が再び上向きに転じる 当社は、資源エネルギー分野等を強みに持つ日本トップクラスの総合商社です。 ※(アプリでご覧の方)2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (図1)当社の株価は、2020年8月安値形成以降、長期上昇トレンドが続いています。 2023年3月に2022年6月高値を奪回した後、上昇の動きに弾みがつき、より角度のついた上昇トレンドに移行しています。 昨年終盤に一時上値の重い局面がありましたが、株価は12月に反発に転じました。今年に入り13週移動平均線、26週線が再び上向きとなっており、この先3,000円の大台に向けた動きが期待されます。 押しメドはまず13週線が挙げられる (図2)ただ2020年8月~2022年6月にかけて上昇相場を形成した後は、1年ほど横ばい相場が続きました。 仮にこの先上値の重い展開となった場合は、まず2022年以降の上昇相場の際に下支えとなった13週移動平均線(2月2日:2,366円)が最初の下値メドとして挙げられます。 (注1) 株価は修正株価でザラ場ベース。直近値は2024年2月2日。 図中の「〇週線」 とは移動平均線を指す。 (注2)株価表記について、2014年7月以降、一部の銘柄の呼値の単価変更により、小数点以下第1位まで表記しているものがある。(注3)トレンドラインには主観が含まれていますので、ご留意ください。またご投資に際しては、企業業績や投資尺度などテクニカル以外の要素についてもご確認ください。(注4)掲載している画像はイメージ。 (出所)東京証券取引所データより野村證券投資情報部作成 (野村證券投資情報部 丹羽 紘子) この資料は、投資判断の提供を目的としたものではなく、一般的なテクニカル分析の手法について記したものです。テクニカル分析は過去の株価の動きを表現したものであり、将来の動きを保証するものではありません。 また、記載されている内容は、一般的に認識されている見方について記したものですが、チャートの見方には解釈の違いもあります。 ※画像はイメージです。 ご投資にあたっての注意点