野村證券の2024年の各種見通しをまとめました。各リンクよりご覧ください。
※12月29日~1月3日に配信した野村週報 新春特集記事のまとめページです。

日米株式

【新春特集】2024年は業績主導で「円高でも株高」を予想(日本株式市場)

・1974年以降の年間リターンで円高は27例、そのうち15例は株高
・企業の値上げ戦略に新潮流、利益率拡大に貢献
・2024年12月末の日経平均株価は38,000円、年間の高値は40,000円を予想

【新春特集】イノベーション創出でS&P500指数は史上最高値更新へ(米国株式市場)

・米国経済に減速懸念はあるが、イノベーション創出で米企業業績は史上最高益更新へ
・金融引き締めは終了し、2024年央以降に金融緩和が見込まれる
・企業業績を反映し、S&P 500 指数は史上最高値更新へ

為替・債券

【新春特集】日本発の円安圧力は既にピークアウトか(外国為替市場)

・2023年も円安圧力が根強かったが、22年の円安とは重要な違いが存在
・日本発の円安圧力は既にピークアウト、米利下げを織り込み米ドル円は140円割れへ
・米国経済軟着陸成功時には1米ドル=140円前後が押し目買いの好機となる可能性も

【新春特集】FRBの利下げなどで新興国投資の魅力が高まる可能性(新興国為替市場)

・FRBの利下げや中国経済の安定化が実現すれば、新興国への資金流入が期待される
・キャリートレードが弱まれば、ファンダメンタルズも新興国通貨を左右する要因に
・主要新興国で選挙が予定されているが、大きなサプライズの可能性は低い

【新春特集】2024年に円債回帰へ(内外債券市場)

・2023年には本邦投資家による為替ヘッジなしの米国債購入が進展した模様
・2024年にはFRBが利下げを実施、円高米ドル安が進む可能性
・本邦投資家は円債回帰の公算

政治・経済

【新春特集】大規模金融緩和幕引きへの正念場(内外経済展望)

・2024年は長らく続いた日本銀行による大規模金融緩和がようやく幕引きを迎えると予想
・海外金利が反落に向かう下での緩和解除は慎重に実施される可能性
・「賃金・物価の好循環形成」の確度は高まっているが実現には不確実性も残る

【新春特集】2024年政治イベント・リスクの注目点(内外政治)

・国内の政治情勢は不透明に、海外投資家の動向を左右する可能性
・米国は、大統領選挙の結果だけではなく、与党が上下院で過半数を得るかに注目
・エマージング諸国(インドネシア、インド、南アフリカ、メキシコ)の選挙の影響に注意

その他

【新春特集】インフレとディスインフレ、どちらが構造的か?(投資の視点)

・中国で再燃するディスインフレ、日米で続くインフレのぶつかり合い
・原油価格が重要なバロメーター、日米インフレ期待を左右
・トランプ再選なら米中通貨安競争激化、岸田政権失脚ならアベノミクス復活か

【新春特集】政策面では政治情勢の影響、日本は企業価値向上の実行に注目(ESG)

・「気候変動対策のトリレンマ」に直面して脱炭素政策の加速は期待しにくい
・企業によるカーボンニュートラル目標への取り組みが脱炭素に貢献することを期待
・日本企業がROEの継続的な改善で企業価値向上に本格的に踏み出せるかに注目

【新春特集】令和6年、「甲辰(きのえ・たつ)」

「辰」には龍が割り当てられています。十二支の動物では唯一空想上の存在ですが、古代中国では実在すると考えられていました。現在も中国では恐竜の化石が多く出土します。古代の人々もこの化石を目の当たりにし、その存在を信じ…

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ご投資にあたっての注意点